911の
買取相場・査定価格
買取相場例
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911の買取相場表
オークション評価点別の買取相場・査定価格
年式別の買取相場・査定価格
グレード別の買取相場・査定価格
走行距離別の買取相場・査定価格
※当ページの掲載情報は、独自に算出・分析した値で、実際の査定額を保証するものではありません。中古車は時期や状態によって相場が変化しますので、正式な買取価格を知るためには無料査定をおすすめします。
ポルシェ911 の高価買取ポイント
ポルシェ911は世代を問わず高い評価を受けるスポーツカーですが、特に希少なモデルは高価買取が期待できます。初期の空冷モデル(1963年-1998年)は希少価値が高く、特に「カレラRS」などの限定モデルは市場価値が高騰しています。
水冷モデル(996型以降)でも「GT3」や「ターボS」などの高性能モデルは需要が高く、状態の良い車両なら年式が古くても高値がつきます。また、マニュアルトランスミッション搭載車はPDKより希少なため高評価されやすい傾向にあります。
ポルシェ純正オプションや純正パーツを装着した車両は付加価値が高く、スポーツクロノパッケージやスポーツエキゾーストなどは買取価格にプラスとなります。また整備記録が残っていることも重要で、正規ディーラーでの点検整備履歴が明確な車両は信頼性の証となり買取評価が上がります。
走行距離が少なく、外装・内装の状態が良好な車両は言うまでもなく高評価です。特に特別なカラーリング(例:GTシルバー、ガーズレッドなど)や限定カラーの車両は市場での需要が高いため、買取価格に好影響を与えます。

愛車の買取査定から
売却までの流れ
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STEP3
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STEP4
ご成約
買取額にご納得頂ければ、ご提示した買取金額で買取いたします。諸手続きも無料にて代行いたします。
ポルシェ911について
初代 ポルシェ911 (1964-1973)
初代ポルシェ911は、1964年にデビューしたスポーツカーで、後のスーパーカーの礎となる一台です。それまでのポルシェ356の後継モデルとして開発され、空冷水平対向6気筒エンジンを搭載していました。当初は2.0Lエンジンで130馬力を発揮し、最高速度は210km/hに達していました。1965年には911Sが追加され、1967年にはタルガトップモデルが登場しています。また、1972年には排気量が2.4Lまで拡大され、性能は着実に向上していきました。エレガントなデザインと高い走行性能で、発売直後から多くのファンを魅了したモデルとして知られています。
2代目 ポルシェ911 (1974-1989)
2代目となるGシリーズ(通称Gモデル)は、安全基準の厳格化に対応するため、大型のバンパーを装備し外観が変更されました。空冷水平対向6気筒エンジンは維持されつつも、排気量は最終的に3.2Lまで拡大。1978年には強力なターボモデルも加わり、300馬力を超えるパワーを持つモンスターマシンとなりました。
また、この世代では電子制御燃料噴射システムの導入や、空力特性の改良が行われ、911の走行性能はさらに高められています。16年という長い期間生産され続けたことで、911の地位を確固たるものにした世代と言えるでしょう。特に後期モデルのカレラ3.2は現在でも高い人気を誇るクラシックカーとなっています。
3代目 ポルシェ911 (1989-1994)
3代目の964型は、911の歴史において重要な転換点となりました。外観こそ伝統的なスタイルを踏襲していますが、技術的には約85%の部品が新設計となる大幅な刷新が行われたモデルです。初めて四輪駆動システム「カレラ4」を採用し、ABS、パワーステアリングなど現代的な装備が標準化されました。
エンジンは3.6L空冷水平対向6気筒で250馬力を発揮。空力性能も向上し、リトラクタブル式のリアスポイラーを装備したことで高速走行時の安定性が大幅に改善されています。また、1990年には911ターボも復活し、3.3Lターボエンジンで320馬力というパワフルな性能を実現。クラシカルな911の魅力を残しながらも、現代的な使いやすさを手に入れた世代として評価されています。
4代目 ポルシェ911 (1993-1998)
993型と呼ばれる4代目911は、伝説的な空冷エンジンを搭載した最後の世代として特別な存在です。柔らかなラインで構成されたボディは空力性能に優れ、当時としては革新的なデザインでした。サスペンションは新設計のマルチリンク式リアサスペンション「LSA」を採用し、911の弱点であったオーバーステア傾向を克服。走行安定性が大幅に向上しています。
エンジンは3.6L空冷水平対向6気筒で、ツインスパークプラグを採用。カレラSでは285馬力を発揮し、ターボモデルは最大450馬力まで強化されました。また、この世代から本格的な安全装備としてエアバッグが標準装備となっています。限られた生産期間にもかかわらず、多くの愛好家から「最も美しく、最も完成された空冷911」と称されるモデルとなりました。
5代目 ポルシェ911 (1997-2005)
996型は911の歴史における大きな転換点となったモデルです。40年続いた空冷エンジンから水冷エンジンへと変更され、伝統を重んじるポルシェファンに衝撃を与えました。同時に、ヘッドライトが従来の丸型から涙型へと変わり、外観も大きく刷新されています。
3.4L(後に3.6L)水冷水平対向6気筒エンジンは、環境規制に対応しながらも300馬力以上を発揮。ターボモデルは最大450馬力まで強化され、0-100km/h加速は4秒を切る性能を持っていました。また、この世代からポルシェ・スタビリティ・マネジメント(PSM)が導入され、高い安全性も確保。内装も一新され、人間工学に基づいた設計で快適性が向上しています。技術的には革新的でしたが、デザイン面での議論は今なお続いており、996型は911史上最も評価が分かれるモデルとなっています。
6代目 ポルシェ911 (2004-2012)
997型は、先代996型で変更された要素を伝統的なデザインに回帰させた世代です。丸型ヘッドライトの復活や、クラシカルなインテリアデザインの採用など、多くのポルシェファンから歓迎されました。技術面では3.6L〜3.8L水平対向6気筒エンジンを搭載し、後期型ではダイレクトインジェクション技術が採用されパワーと燃費が向上。
また、2008年のマイナーチェンジでは7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルングス・ゲトリーベ)が導入され、シフトチェンジの瞬時性と燃費効率が大幅に改善されました。GT2 RSやGT3 RSといった高性能モデルも充実し、ニュルブルクリンクで7分18秒という当時のスーパーカーをも凌駕するラップタイムを記録。伝統と最新技術のバランスが取れた完成度の高いモデルとして、多くのファンに愛されています。
7代目 ポルシェ911 (2011-2019)
991型は、大幅な軽量化と効率化が図られた革新的な世代です。アルミニウム・スチールコンポジット構造により、先代より45kgの軽量化に成功。ホイールベースは100mm延長され、より安定した走行特性を実現しました。エンジンは3.4L/3.8L水平対向6気筒で、350馬力以上を発揮。2015年のマイナーチェンジでは、全モデルにターボチャージャーが搭載される大きな変更が加えられました。
この世代で特筆すべきは電動パワーステアリングの採用と、リアアクスルステアリングの導入です。これによりコーナリング性能が向上し、大型化したボディながらも俊敏な操縦性を維持しています。また、7速マニュアルトランスミッションの世界初採用や、アダプティブクルーズコントロールなどの先進安全装備の充実など、技術面での革新が多数盛り込まれました。911の新時代を開いたモデルとして高く評価されています。
8代目 ポルシェ911 (2019-現行)
現行モデルである992型は、先代991型の成功を踏まえつつ、さらなる進化を遂げたモデルです。外観デザインは伝統的な911のシルエットを継承しながらも、ワイドボディ化やLEDマトリックスヘッドライトの採用など、現代的な要素が加わっています。インテリアは大幅に刷新され、10.9インチのタッチスクリーンを中心としたデジタルコックピットが特徴的です。
パワートレインは3.0L水平対向6気筒ツインターボエンジンで、カレラSモデルでは450馬力を発揮。8速PDKトランスミッションと組み合わされ、0-100km/h加速は3.5秒を切る性能を持っています。また、ウェットモード検知システムや拡張されたドライバーアシスタンス機能など、安全技術も大幅に強化。さらに将来的なハイブリッド化を見据えた48Vシステムの導入など、時代に応じた技術革新が図られています。伝統を守りながらも、常に進化し続けるポルシェ911の哲学を体現したモデルとなっています。